2月に入って寒さも緩んできたようですが、今日は寒さが厳しく、首都圏は雪も降ってきました。

本当に寒さが厳しいのはこれからなので、体調管理には気をつけたいものですね。

デトックスという言葉が数年前にもてはやされましたが、現在こそデトックスが本当に必要とされています。

なぜなら、原発事故の放射性物質拡散による汚染、中国の大気汚染、農作物の汚染などの脅威に日常的にさらされているからです。

汚染物質を体内に取り入れると急激な酸化現象、つまり老化にも繋がり、果ては健康障害にまで至る事になるでしょう。

最近は機能性ヨーグルトなどの発酵食品が注目されています。

酵素を含む納豆や糠漬け、味噌等の日本の伝統食でもある発酵食品は、デトックス効果が絶大だと言われています。

なぜならば、人は体内に3000種もの酵素があります。胃酸を出して消化を助けてくれる消化酵素、食物をエネルギーに変える代謝酵素、活性酸素を排出して酸化を防ぐSOD酵素等の様々な酵素が働いています。酵素は人間の体には無くてはならないものです。

発酵食品は、腸内の善玉菌を増やす作用があります。

腸内環境を整える事は、体の免疫力も高める事とも言われています。

腸内の善玉菌（ビフィズス菌）を増やす事で、がん細胞を取り込んで闘うナチュラルキラー細胞を強化します。

腸内で、ドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質の前駆体の90％が作られています。

腸は、様々な免疫機能を担っている臓器とも言われます。

便の量が、食生活の欧米化により減っているとの事です。

食物繊維や発酵食品などの伝統食を摂る事が減っているのが、原因の一つであると考えられます。

健康的な腸内環境を食生活で調整する事と、規則正しい生活、腸の蠕動運動を妨げるストレスなどに気をつければ、免疫力アップに繋がります。

デトックス本来の目的は、毒素排出による免疫力アップです。

腸内環境に気を配る事で、一層の効果があげられる事でしょう。