血糖値について
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最近は低糖のスイーツや、低炭水化物の食品が一般的に普及されるようになりました。
稀少糖などの甘味料も売り出されて、血糖値についての意識が変わってきたように感じます。
血糖値は上がり過ぎると糖尿病、また、AGEという最終糖化物質が体内を酸化させ、老化につながるといわれています。
なるべくあげない努力を試みることが健康への第一歩かもしれません。
こちらは、糖尿病専門医が書いた血糖値を我慢なしで下げる賢い方法についての本です。
朝食をトーストなどの小麦食品はやめて、バナナや卵にする。
これは、血糖値が上昇しやすいパンやシリアルよりは繊維やカリウムの豊富なバナナに変える、卵などの上質なたんぱく質とビタミンを取ることでバランスをはかることが目的でしょう。
一日三食よりも五食にする。
何度かに分けることで、血糖値の上げ幅を少なくする意味ででしょう。
肉は脂肪と一緒に摂取すると太りやすく血糖値が上がりやすいために蒸すか茹でる。
これは、焼いたりしたものはAGEを増やすといわれているので、そのためにも良いことですね。
食物繊維の多い野菜(青菜類)などから初めに食べて、次にタンパク質、最後に炭水化物をいただく。
食物繊維が血糖値の上昇を遅くして抑える効果があるからでしょう。
お茶の習慣で血糖値が下がる。
これは、お茶に含まれる茶カテキンの作用もあるでしょう。
歯周病が糖尿病を悪化させるとも言われています。
オーラルケアも怠らない方がよいでしょう。
実際、糖尿病の患者も予備軍も気軽に読めて、わかりやすいのでお勧めの良書です。