2009年12月の記事一覧

危ない!ヒアルロン酸の自己注(自己中的発想)

ヒアルロン酸を個人輸入して、自分で顔などに注射する人々のことが
日本美容外科学界で問題提議されています。

ヒアルロン酸注射は、とても繊細な治療で「物、注射する場所、注入のやり方」によって
全く違う結果になります。不適切なヒアルロン酸注入のために凸凹ができてしまい、
5年経過してもそれが消えない、という人もいるのです。

ヒアルロン酸注射の主なリスクは
異物反応によるしこり(異物肉芽腫)の発生や
ヒアルロン酸を血管内に注入してしまうことによる皮膚壊死などがあり、
こういう反応が起こると、一生消えない傷跡になってしまいます。

プチ整形と呼ばれる治療は手軽なイメージがあるかもしれませんが専門的な知識と

リスクを最小限に抑えてキレイに仕上がるにはプロの技術が要るのです。
自分の自己中(自己注)で人生をダメにしないように。

脂肪(吸引)で死亡!!??

脂肪吸引、特に腹部は大事な内臓が詰っている場所である。
本当に注意してやらないと、とんでもないことに!!
☆「この年末、某クリニックで脂肪吸引の手術を受けた患者が、手術から2日後に死亡していたことが分かった。
警視庁捜査1課は、手術と死亡の因果関係を捜査するため業務上過失致死容疑で院内宅捜索した。捜査関係者によると、患者はクリニックで脂肪を吸引する手術を受けた。ところが2日後の7時過ぎに、家族が自宅のリビングで倒れているのを発見。119番したが、既に死亡していた。特に目立った外傷はなく、司法解剖したところ、『腸管に傷が付いていた』ことが判明した。捜査1課は、手術との関連を捜査している。」
☆また「地方の某クリニック(同系列)で昨年9月に脂肪吸引手術を受けた女性が、手術から2日後に死亡、警察が執刀した男性医師(40)を業務上過失致死容疑で書類送検していたことがわかった。
送検は今月1日付。クリニックを巡っては、先日も脂肪吸引手術を受けた女性が死亡、警視庁が業務上過失致死容疑で捜査している。

 捜査関係者などによると、女性は昨年9月5日、腹部の脂肪吸引手術を受けた後、体調が悪化、7日に死亡した。死因は腹膜炎だった。医師と女性の遺族とは既に示談が成立しているという」
当院では翌日に血抜きのドレーンを抜くためにそのまま入院か再来してもらっています。術後早期の観察は当たり前で、異常の早期発見に努めるべき。この事件はそれを怠ったとしか思えませんね。 患者が術後に死亡するなどありえませんね