胃の力

2014年4月12日 健康

桜も葉桜になり、お花見シーズンを終えた後は、新緑の緑が鮮やかで良い季節となってきました。

お花見や歓送迎会で、外食がちになるかもしれません。

しかし、胃が丈夫だと、食生活も健康も安心です。

最近は、ピロリ菌などによる慢性胃炎などを起こす人が多いとの事です。

また、食生活の欧米化や、ファストフードによって、脂肪分の多い食事が胃酸を多く出す体質にさせて、逆流性胃腸炎などを起こしやすくするとも言われています。

胃とストレスも密接に関係があります。

ストレスを感じると、脳の視床下部からCRFというストレスホルモンを出して、興奮したときに活発になる交感神経が優位になります。

そのために、胃酸を過剰に分泌させたり、胃の血管が収縮して胃の働きが悪くなったりします。

過剰に分泌された胃酸は胃の粘膜を傷つけ、消化不良や胸焼けを起こします。

新しい環境などで、緊張やストレスを常に感じ、自律神経を病むことのないように、自己管理をしていきたいものです。

胃に優しいのは、やはり脂肪分が少なく、消化の良いものです。

反対に胃に良くないのは、脂肪分の多い、消化の良くない食事、強いアルコールや炭酸です。

胃に食べ物が入って消化するまでに、3、4時間かかります。

胃の掃除が良くできていないと、胃もたれに繋がり、様々な胃の不調を引き起こします。

また、夕食が極端に遅い人は、肥満リスクもありますが、胃にも負担がかかるので、せめて消化の良い食事を心がけると良い事でしょう。

人の行動をつかさどる自律神経は、交感神経と副交感神経の二つから成り立ち、胃は腸よりも脳から太い副交感神経の分布があります。

副交感神経は休む神経です。リラックスする事で胃の働きも良くなるでしょう。

なるべく、決められた時間に食事を取り、寝る三時間前までに夕食を終えて、ゆったりとしたリラックスを心がければ、消化にもよく、胃に優しいでしょう。

規則正しい食事時間と生活習慣、食事内容が胃を守り、強いては健康に繋がることでしょう。

 


a549926115 ( support@dr-kimura.com )

巣鴨で昭和39年から続く老舗の美容外科。 二代目の木村知史が美容整形、形成外科、美容医療全般を診療いたします。


Comment ( 1 )

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    アメブロ始めたばかりで、ウロウロしてたら辿り着きました。
    記念カキコさせていただきます☆
    また覗きに来ます(゚ー゚)

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